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日本リスク学会大会サテライトイベントセッション「The co-expertise process」が開催されました
11月11日から12日にかけて本学で開催された日本リスク学会大会のサテライトイベントセッションとして「The co-expertise process」が11月12日に開催されました。
講演者として国際放射線防護委員会(ICRP)の副委員長を務めた経験があり、長崎大学教授でもあるJacques Lochard氏、ICRPの現main committeeのメンバーであるThierry Schneider氏、及び、NPO法人福島ダイアログの代表を務め、国際的な発信を行いながら上記二氏とも長年の交流がある安東量子氏の3名を招へいし、チェルノブイリ事故や福島第一原子力発電所事故などにおける協働専門家プロセスの経験について共有し、複数分野の専門家が生活者の文脈で必要とされていることをくみ取りながら対話する上での科学的、方法論的、倫理的な議論を行い、科学技術と市民・住民との協働活動による共有知創造について討論しました。
当日は20の分野に及ぶ123名の方にご参加頂きました。
- 講演を行う安東氏
- 講演会会場における議論の様子